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【英 名】:L-carnitine
【学 名】: -
L-カルニチンとは、脂質代謝に関与するビタミン様物質です。体内では主に筋肉細胞に存在し、脂肪からエネルギーを産生するのに欠かせない役割を果たしています。
肝臓でリジンとメチオニンという2つのアミノ酸を材料に作られていますが、20歳をピークに少しずつ減り始めてしまうため、羊肉や牛肉など動物性食品からの補給が促されています。
1905年にロシアの研究者が筋肉中の成分として発見し、肉を表すラテン語のcarnisから名づけられました。心臓に対する働きへの研究が進められていた中で、心臓の筋肉が動くエネルギー生産に関わっていることから、カルニチンの働きが明らかになりました。
最近ではダイエットサプリメントとしての人気が高く、また健康維持や疲労回復、エイジングケアとしても利用されています。